新シナリオ。

入院とか(自分じゃないけど)色々あったりで、NWNができぬまま秋になろうかとしています。うーむ。でも、このところ妙にモジュール製作意欲が高く、シナリオ案がいくつか出来上がりました。

で、その中で今回のマイベストな案は、ランダム性の強い捜索&トレハン系ダンジョンもの。……って、それはいつぞや企画したまま頓挫してしまった『ハーベルの塔』じゃないか!とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、アレは次の階へ進むためのギミックこそが肝だったわけで、今回はギミックは作りこまないことにするわけです(アイデアが枯渇したとか言わないように)。

まず、今回の案では、ダンジョンは非常に「ゲーム」的な作りをしている(笑)。例えば、なぜか知らないけど意味もなく唐突に宝箱があるとか。はたまた既にクリアした階を無視して先に進めるテレポーターがあるとか。

これでも一応、loveichiが過去にシナリオを作り、モジュールを組んだものは、そうしたものに理由を付けてきたつもりなんです。「なぜそこに宝箱があるのか」「宝箱に入っている財宝はなぜそれなのか」「ポータルが作動している理由は何か」など。出来る限り、その世界における必然性をつけたい。必然性がないのであれば、宝箱やポータルや罠は設置しないようにしてきたつもりなんです。

でも、今回はこれを全く無視しちゃう。ロールプレイ的に言えば「まるで冒険者を喜ばせるために宝箱がある」、リアルで言えば「まるでプレイヤーにゲームを楽しませるために無意味に宝箱がある」という感じ(笑)。

…が、しかし。

そう思えることこそがこのダンジョンに秘められた「ある目的」のためだった。

……というのが、今回のストーリー。ギミックが肝じゃないなら、何が肝なのか?――それは「ストーリー」なのです。


とか言って、相変わらず企画だけして頓挫しまくりのloveichiですから、今回のこの案も実際にモジュール化されるかどうかはハナハダ疑問ではありまする(汗)。でも5×5マスのダンジョンをギミックなしで作るのは結構楽、しかも宝箱やポータルや罠に必然性を考えなくて良いというお気楽さなので、久々にちゃんと出来上がりそうな気もしていたり ( ̄▽ ̄