ダンジョンのギミック、ソロプレイも視野に入れるなら

ダンジョンを作る際、loveichiが気合を入れるのはやっぱりギミック。トラップや隠し扉、待ち構えるモンスターの存在をさりげなく伝える描写などなど……昔ながらのボードゲーム系DMとしては腕がなるというか、PCを迎えるのがワクワクしちゃうところだったり(笑)。

でもNWNのモジュールでダンジョンを作る場合は、ここはちょっと気をつけないといけない所でもあるんだよね。なぜなら、もしソロプレイが可能なように作るとしたら、クリアしなければならないギミックに、ローグ必須なものは避けざるをえないから

じゃあどうするか――というと、loveichiの場合、ダンジョンを進む上で必須のギミックは、レバーや迂回路などのどんなクラスであっても使うことのできる範囲に収めることにしています。で、ローグ必須の罠や隠し扉は、より早くクリアするショートカット的な扱いにすると。

例えば、先に進む道にはローグでは開けられない魔法で護られた扉がある。で、ちょっと離れたところにレバーがあって、これを作動させれば魔法は解除され通れるようになる。で、そのレバーの場所に行くには、なにもないけど遠回りのルートと、ローグであれば解除できる罠のあるルートがあって……という感じ。

もちろん、おまけでローグのみが先に進めるサブクエストを配置しておいたりはしたいところだけど(笑)、メインシナリオでは特定クラス必須のギミックは避けないといけないわけで。かといってクラス特有の活躍の場を奪うわけにもいかないという。…ここは、TRPGと違ったNWN独特の部分かなと思うloveichiでした。