前向きな団結と緊張感。

さてその「炎の祠」では、4/24の更新で「ボーナス経験値」なる独自のシステムを組み込んでみました。……ってそんな大それたものじゃなくて(笑)、要はパーティ全体で死亡することが少ないほど、クリア後に高い経験値が貰えるというだけなんだけどね。たはー( ̄▽ ̄

これは、NWNにおける死亡の扱いをloveichiなりに考えたひとつの結果だったりする。

本来、PCが死亡した場合、リザレクションなどで復活されないかぎり、そのPCでの冒険は終了にしたい……というのがloveichiの本心なんだけど、でもそれでは単発セッションなんかで死亡と同時にそのプレイヤーの方がやることがなくなってしまう。かといって、公式シナリオのように死亡したら特定地点にリスポウンするようにするのも、マルチプレイで「ロールプレイ」している場合は対応に困るし。じゃあ「気絶ルール」(死亡することなく気絶するのみで、回復してもらえば復帰できる)を導入すれば……とやってみると、今度はリスクの低さから死亡に対する緊張感がなくなってしまう。

で、考えたのが今回の「ボーナス経験値」と、それと組み合わせたリスポウン時のペナルティ。死亡してメニューから「蘇生」を選ぶと、一応PCには「*気絶から立ち直った*」と出て(笑)、その場で復活できちゃう。ただし、HPは1しかなく、30秒は朦朧(スタン)状態でその場に立ち尽くしてしまうので、仲間から回復を受けないとすぐにまたやられてしまう――結果、「気絶ルール」と同じように、仲間からの回復がなければ実質的には復帰できないというわけ。

この死亡(RP的には「気絶」)をすることでのペナルティはないんだけど、最後に高いボーナス経験値を貰うには、死亡をしないほうがいいようになっている、っていうのがさらなるポイント。パーティー全体で、できるだけ死なない(気絶しない)ように団結すればするほど、高いボーナスを得られる。

…まあ、「結局死亡によるペナルティじゃん」と言われればそれまでなんだけど(笑)、もともとある経験値にペナルティを受けるより、後で貰えるボーナス経験値をより高くしようっていうほうが、前向きな協力関係になると思うんだよね。

大したことシステムじゃないけど、お気軽に導入できるので、今後プレイヤーの皆様から感想を頂きつつ、より改善していきたいなぁと思ってますです。