TRPGの魅力:昨日のセッションから

セッション継続中のクトゥルフd20のシナリオが、昨晩ついに大詰めになりました。

舞台は病院。ひとり、またひとりと消えていく患者たち。病院に隠された地下室。歩く死体に襲われ逃げるPCたち。地下の一室にあった神父の服を着た白骨死体と魔方陣。怪しげな儀式に係わっていた、首謀者と思われた内科医の自殺。依頼人のはずの院長がPCたちに銃口を向ける。豹変した院長の「あと一人足りないのだよ」という言葉――。

…というところまでが終了。次回はいよいよエンディングに入る予定です。

地下から逃げ帰ったPCたちが病院に隠された秘密を探る、あるいは、病院の秘密を探ったPCたちが恐怖の地下へと真相と対峙しに行く…って感じで展開するはずが、正気チェックにことごとく成功するプレイヤー諸氏/歩く死体を逃げ足でまきつつスニーキングで探索を続けるPCたちにかかり、見事に犠牲者救出作戦になってしまった(笑)。

さてさて、どういう決着が待っているのかなぁ。現状は、黒幕にとってはことごとくPCに計画を妨害された展開なんだけど、逆にPCは最も重要な情報を得ていない。でも黒幕はPCがその情報を得ているのかどうかわからない……こういう、PCとNPCによって展開が生き物のように変化するっていうのがTRPGの魅力だよね。