公式をマルチでクリア

長期にわたりマルチで続けていたNWN無印公式シナリオをついにクリアしました(≧▽≦

終わってみるとさすがにキャラに愛着が湧きますね。loveichiのPCはバード/シャドウダンサーで、序盤の章の頃こそ「詩の題材がうんぬん」と言っていたのですが、中盤は単に他のメンバーの取りまとめ役のような位置づけになり、さらに終盤には火力不足で攻撃参加は無意味/しかしながらトゥルーシーイングを持ってない敵からはいつでも身を隠せ、かつブレス関係はほとんど避けるため「死体回収&蘇生要員」と化し………最後はリザレクションのスクロールばかり読んでたような気がする…。

ストーリーそのものは、個人的には某レディの考えに共感できなかったので印象は良くありませぬ。それと、ストーリーの先を知りたくさせるような謎らしい謎がなく、しかも常にPCは後手後手で、かつ、いつも偉いNPCに命令されてやってるような展開になってしまい、結果としてメインシナリオ全編に渡り「やらされてる感」が漂っていたように思います。逆に、中盤のサブクエストは自由度が高く、また取捨選択の権利がPC側にあり、予想より良かったかなと。中にはサブクエスト単品で抜き出して1つのモジュールにしたいなぁと思うようなものもあり。まあこの辺りはキャンペーンものの難しさなのでしょうねぇ。総じて、レベルの成長幅があるため強くなる過程を楽しめる点からもマルチでかなり楽しませて頂いたわけですが、シングルだったら微妙だったかも…( ̄▽ ̄;

ちなみに、最後のボス戦は盛り上がりました(笑)。リーダーの聖騎士が決戦を挑むなか、ボスの強固な耐性を取り払うべく行動に出た魔術師が死亡。急ぎ蘇生に走るも範囲魔法の吹き荒れる中で蘇生は適わず…しかもリザレクションが尽きてしまう。しかし、その甲斐あって弱点が出たボスを、ついに聖騎士がしとめる!…ボスの死とともに異空間が崩れようとする中、帰りのポータルが目の前に現われ………しかし、「倒れた仲間をここに置いてはいけない!」……って、決戦のエリアは“帰還の石”使用不可、かつ死後も自己蘇生不可(「ゲームを終わる」か「ロードする」しか選べない)だったので、実際に「わー、ここに死体の状態で遺すわけには!」っていう状態だったんです(笑)。ちょうど魔術師自身がリザレクションを1つ持っていたので、ログアウト→再ログインしてもらって、「死体からそのリザレクションを取り出して蘇生した」ということに。うーん、実にTRPG的で、NWNならではの展開で最後が締めくくられましたねー。