『ハイドライド』のソロでの死にやすさ

さて、『ハイドライド・アレンジド』は、前にも触れましたが、わざと「平面的」に作っています。どういうことかというと、たとえ適正レベルでなくともほとんどの所に行こうと思えば行けるということです。で、これは逆に言えば行けるからといってそのまま進むとあっさり死亡するということでもあります(汗)。

そのため、エリア移動の際は注意して敵の姿をさぐりつつ、発見したら「調べる」をちゃんと行って強さを見定める必要があるわけです。とはいえ、思いのほか敵が強かったり数が多かったりしたときには、「リコールポーション」を使えば脱出はいつでも可能です(ちゃんと前もって100gpで買っておかないといけませんし、使ったところへ戻るような逆リコールはできませんが)。

これは往年のCRPGっぽさ、原作の『ハイドライド』っぽさを出したかったからであり、気を抜いているとあっさり死んでしまうという感じを出したかったんですよねー。

で、しかしながら、こういう「平面的」な舞台では、例えば隠れ身をして進んだり、インビジしたり、はたまた特攻してギリギリでリコールポーションを飲むなりすることで、適正レベル以上のアイテムを手に入れることも可能ではあるわけです。

もちろん、これは「ちょっと進んだらいきなり強敵で死んじゃったよ! バランス悪いよ!」ということでもあるわけで(笑)、その辺り、予めご了承頂いてプレイして頂ければと思いますです。死の危険についてはほかにも「罠」も通常より強力で、下手をすると即死級ですし、ポーションや付与魔法の準備なく戦えばまず勝ち目がないような中ボスもいますし、シングルではかなり死んで頂けるのではないかと思っています。たはー( ̄▽ ̄

というわけで、シングルプレイ時には、一応は死亡=即リスポウンポイントでの復活となりますが、それよりもこまめなセーヴ&死んじゃったらロード、というプレイスタイルが製作者の意図したところだったりもします。